姿勢には自然体と半身体の2つがあります。
自然体は、写真のように肩幅に開いた足を平行にしてゆっくりと立ち、膝は自然のゆるみをもたせます。
重心は、深く吸い込んだ息を大きく口から吐き出しながら、肩を脱力させ、ヘソの下の「丹田」に収まるようにしますと落ち着きを得ます。
これが安定した自然体の姿勢です。
大切なことは、自然に体が脱力され、いつでも自由自在に動き転換できる姿勢でなければならないことです。
護身道には、鍵手構えがあります。構えは、手首を内側に折り曲げて作る。
手が力のぶつかりを転換させ円周の効果を生み出すだけに、鍵手の構えは護身道の大きな特徴となっています。
歩 行 :
護身道の歩き方・足の運び方は、歩み足、すり足、交差足の3つに分類されます。
※この中で、すり足と交差足は護身道では、大切な基本の歩き方です。
体さばき :
前後左右、転換、回転など身体を自由自在に動かせることは、暴漢から身をよけたり、護身道の技の習得に大事なことです。実際には、種々多彩な動きがありますが、その基本となる次の8つの動きを「米字八法」として体操化、体さばき習得の便に供しています。
※上記の足の運びは次のカットを参照。
構え/運足:
鍵手構えを保持しながら、前進、後退、90度転換、180度転回など自由自在に動き回れるように構成されています。
相手の急所に打撃を与えて怯んだスキに逃げれば身を守れます。
徒手であってもその時、武器の代わりをするものとして手、足、肘などの部位があります。
手の部 :
腕の部 :
相手からの突き・けりの攻撃に対応する受け方は、力と力のぶつかりあいを避けた次の方式を採用しています。(名称と簡単な説明のみを列記します。)
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